若い政治家を増やすために必要なこと

日本は諸外国に比べても圧倒的に若い政治家が少ないです。政治家になる若者を増やし、若い世代の意見を政治に反映し、政策を実現していく必要があります。そこで、若い政治家を増やすために必要なこと、また立候補年齢を引き下げることについて議論したいと思います。

スピーカー

能條 桃子

NO YOUTH NO JAPAN代表

1998年生まれ。2019年、若者の投票率が80%を超えるデンマークに留学し、若い世代の政治参加を促進するNO YOUTH NO JAPANを設立。Instagramで選挙や政治、社会の発信活動(現在フォロワー約11万人)をはじめ、若者が声を届けその声が響く社会を目指して、アドボカシー活動、自治体・企業・シンクタンクとの協働などを展開中。2022年、政治分野のジェンダーギャップ解消を目指し20代・30代の地方選挙への立候補を呼びかけ一緒に支援するムーブメントFIFTYS PROJECTを行う一般社団法人NewSceneを設立。慶應義塾大学院経済学研究科修士卒。テレビ朝日 大下容子!ワイドスクランブル出演中。TIME誌の次世代の100人 #TIME100NEXT 2022選出。

新井 誠

広島大学大学院 人間社会科学研究科 教授

1972年群馬県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学後、釧路公立大学、東北学院大学各勤務を経て、現在、広島大学大学院人間社会科学研究科実務法学専攻(法科大学院)教授、博士(法学、慶應義塾大学、2005年〉。専門は憲法学。単著として『議員特権と議会制』(成文堂、2008年)、共著として『憲法Ⅰ 総論・統治(第2版)』『憲法Ⅱ 人権(第2版)』(共に、日本評論社、2012年)、『世界の憲法・日本の憲法-比較憲法入門』(有斐閣、2022年)、選挙制度関係の単著論文として「代表構成と選挙制度をめぐる憲法論の『過少』―司法判断で改めて留意してほしい諸論点」判例時報2519号(2022年)などがある。

山田 賢司

衆議院議員

大阪府出身。1985年に米国インディアナ州ノースビュー高校卒業、1986年に大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎卒業、1990年に神戸大学法学部を卒業。同年、住友銀行(現三井住友銀行)に入行し、通商産業省に出向。2006年より銀行に勤務しつつ、芦屋・西宮を中心として子供向けボランティア活動に従事、児童養護施設との交流や東日本大震災で被災した学校の支援に取り組み、2010年に芦屋キワニスクラブ会長に就任。
尖閣諸島中国漁船衝突事件をきっかけに政治家を志す。自民党兵庫県連の公募に応じ、2012年の第46回衆議院議員総選挙に兵庫7区(西宮市・芦屋市)から自民党公認で立候補し初当選した。2024年10月の第50回衆議院議員総選挙で5選。同年11月15日、自由民主党副幹事長に就任。好きな言葉は『日々感謝』。

泉 健太

衆議院議員

50歳。立憲民主党前代表。

「日本を伸ばす」を掲げ、少子高齢化時代にあっても経済成長を実現させるべく、また日本の政治を政権交代可能な政治にバージョンアップさせるべく、活動中。
立命館大学時代に災害ボランティア、祭りを通じた町おこし、主権者教育活動を展開し、報道ステーションなどに取り上げられる。立命館大学法学部長賞受賞。
大学生の時に民主党に参画。卒業後に国会議員秘書。2000年総選挙に全国最年少で立候補(惜敗)。2003年総選挙にて初当選。以降、当選9回。
党青年局長、内閣府大臣政務官、野党政調会長、国体委員長、党代表を歴任。現在は党首討論を行う衆議院国家基本政策委員会の委員長。
家族は5人とうさぎ1羽。サイクリング・野球(元高校球児)・散歩・将棋が趣味。

下島 夏

民主主義ユースフェスティバル2025神戸実行委員、高校一年生

2008年、長野県生まれ。徳島県在住。

2024年に東京で開催された民主主義ユースフェスティバルに参加したことをきっかけに、政治を身近に感じるようになる。若者が政治を自分ごととして捉えにくい現状を問題に感じ、学校内外で活動を行う。「実際に政治家や若者団体と会って話す機会を作り、若者に政治を少しでも身近に感じてほしい」との思いから、実行委員に参画。

趣味は読書・一人旅。