
日本の深刻な社会問題である「少子化」。出生数は年々減少しており、2023年は約75万人と過去最少を更新しました。政府は異次元の少子化対策を打ち出していますが、効果は不透明になっています。本パネルディスカッションでは、いま必要な少子化対策について、現役世代をはじめとしたオーディエンスと対話を通じて多角的視点で一緒に考える時間を作りたいと思っています。
スピーカー

久元 喜造
神戸市長
1954年神戸市兵庫区⽣まれ、1976年東京⼤学法学部卒業、同年旧⾃治省⼊省。内閣審議官、総務省選挙部⻑、同⾃治⾏政局⻑などを経て、神⼾市副市長。2013年に神戸市⻑に当選、現在3期目。2022年4⽉指定都市市⻑会会⻑に就任。
柴田 悠
社会学者、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
1978年東京都生まれ。2011年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。同志社大学准教授、立命館大学准教授、京都大学准教授を経て現職。専門は社会学、社会保障論、幸福研究。著書に『子育て支援が日本を救う――政策効果の統計分析』(社会政策学会賞受賞)、『子育て支援と経済成長』など。


阪井 裕一郎
1981年、愛知県生まれ。慶應義塾大学文学部准教授。博士(社会学)。専門は家族社会学。著書に『結婚の社会学』(ちくま新書)、『事実婚と夫婦別姓の社会学』(白澤社)、『仲人の近代——見合い結婚の歴史社会学』(青弓社)、『結婚の自由——「最小結婚」から考える』(共著、白澤社)などがある。
水田 範子
NPO法人子育て支援ネットワークあい理事長
東灘区自立支援協議会こども部会会長
2003年子育てサポーター仲間と共に任意団体「子育て支援ネットワークあい」設立し子育て支援事業を開始。翌年NPO法人化、地域保育施設「保育ルームあいあい」を神戸市東灘区に開設。理由を問わない預かり保育のほか、子育て相談、子育てひろばや講座等を開き、地域・多世代との交流を行い、みんなで支えあう子育てを目指し活動を続けている。
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岸田 昂之
大学生・民主主義ユースフェスティバル2025神戸実行委員
2003年京都府出身。関西大学政策創造学部政策学科3年。関西SDGsプラットフォーム教育分科会「SDGsナレッジラボ」所属。SDGsを中心に、社会課題や取り組みについて発信する情報紙『SDGs YOUth Action新聞』の学生記者。趣味は、銭湯・ラーメン。